大学生が子ども教室(託児)の様子をレポート!


日時:8月5日(土)10:00~12:00

託児の内容

◎お絵かき

◎色水遊び

◎ペットボトルシャワー作り

◎水遊び

 

今回のメインイベントは、夏ということで「水遊び」。天気は快晴で、最高の水遊び日和でした。「水遊び~~!」と興奮ぎみで託児部屋に入ってきた子ども、持ってきた水遊び用の着替えを嬉しそうに見せる子どももいました。

 

≪お絵かき≫

何度も子ども教室(託児)に参加している子どももいれば、今回初めて参加するという子どももいます。知らない人ばかりの環境は、子どもにとって不安いっぱいです。そんな不安を少しでも取り除けるようにまずは、紙とペンを使ってのお絵かきから始めました。子どもたちに大人気のアンパンマンやバイキンマンを描くと、少しずつ子どもたちの緊張もほぐれてきた様子。恥ずかしがっていた子どもにもペンを渡すと、最後には全員が思い思いに絵を描いていました。

 

 

≪色水遊び≫

私が、水遊び用のペットボトルシャワーの準備をしていると、一人の男の子が、「ティッシュが欲しい!」と訴えてきました。ティッシュを渡し、何に使うのか見ていると、ティッシュにペンで色を付け、そのティッシュを丸めてペットボトルの中に詰めました。次は「水を入れたい!」と言うので、水道へ一緒に向かうと、出来上がったのは、なんと「色水」でした。その男の子が発信する遊びは、他の子どもたちへどんどん広がり、ペットボトルの中できれいに色が出ている様子を見た周りの子どもたちも、ティッシュとペンを使って色水を作って楽しみました。

 

≪ペットボトルシャワー作り≫

私たちが用意していたペットボトルに、子どもたちには好きな絵を描いてもらいました。色を塗る子ども、絵を描く子どもなど様々で、いろんなペットボトルシャワーが出来ました。

  

≪水遊び≫

お母さんお父さんが受講している講座会場の目の前にある「みんなの広場」に場所を移し、子どもたちが一番楽しみにしていた水遊びが大盛況!まずは、水を溜めた小型のプールに入って、水の冷たさを楽しむ子どもたち。幼児さんは足を水につけ気持ちよさそうに。お兄さんお姉さんチームでは、広場全体を使って、ホースや水鉄砲、自分で作ったペットボトルシャワーを使い、水遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られました。

 

≪私の気づき≫

今回は、夏だからこそできる「水遊び」を計画しました。子どもたちからは、たくさんの笑顔が見られました。太陽が照りつける中(この日の温度は37℃!)、広場を駆け回ったり、水を掛け合ったり、自分たちで作ったペットボトルシャワーで遊んだりと、たくさんの遊びが展開されて、私たち大学生自身も子どもたちと一緒になって、純粋に、全力で、楽しむことができました。

私が驚いたのは、一人の男の子から始まった「色水遊び」です。彼が通う幼稚園で作ったことがあるようで、他の子どもたちや私たち大学生にも作り方を教えてくれました。とてもきれいに色が出ていて、それを見ていた他の子どもたちも真似をして作る様子が、とても印象に残っています。子どもから子どもへ「遊びが広まっていく」場面を見て、とても感動しました。現在保育を学んでいる私は、このような「子ども主体の保育」を心がけていきたいと感じています。とても勉強になった一日でした。

 

(記事:松山東雲女子大学 子ども専攻 菊池 愛)